園長のお話し

「子どもたちに仕える」を合言葉に

 

 - 井石 彰

新年度が始まりました。コロナはいまだ収束には至っていません。しかし、その中でも子どもたちは今を一所懸命に生き、日々成長をしていきます。私たちはその子どもたちの成長を見守り、援助していきたいと思います。
かおり幼稚園では新年度の初めに教職員による礼拝を行っています。今年礼拝の中で耳を傾けた聖書の箇所には、イエスさまの弟子たちのしていたある議論が書かれています。その議論とは、「自分たちの中で、誰がいちばん偉いか」というものです。弟子たちの誰もがイエスさまのいちばん弟子になりたいと思っていたのです。そこで、イエスさまは弟子たちを呼び寄せて言われました。「いちばん先になりたい者は、すべての人の後になり、すべての人に仕える人になりなさい」と。イエスさまは人の上に立って多くの人に仕えられる人よりも、身を低くして多くの人に仕える人の方がはるかに偉いと言われたのです。弟子たちはその言葉に驚きました。というのも、「仕える人」よりも「仕えられる人」の方が偉いと思っていたからです。
それからイエスさまは、一人の子どもの手をとり、抱き上げてこう言われたのです。「わたしの名のためにこのような子どもの一人を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。わたしを受け入れる者は、わたしではなく、わたしをお遣わしになった方を受け入れるのである」と。イエスさまは子どもを抱き上げて、「仕える」とはこの子どものような小さな者の一人を受け入れ、愛することだと言われたのです。そして、子どもの一人を受け入れ、愛する者は、イエスさまを受け入れ、イエスさまをお遣わしになった神さまを受け入れることになるのだと言われたのです。
かおり幼稚園ではこのイエスさまの言葉を受けとめ、「子どもたちに仕える」を合い言葉にして、教職員みんなで子どもたちを受け入れ、子どもたちに愛を注ぎ、その成長のために仕えていきたいと思っています。