園長のお話し

「クリスマスの喜びの中で新しい年を」

 

 - 井石 彰

 今年も間もなく一年が終ろうとしています。新型コロナウィルスは変異を繰り返しながら今もなお力をふるい続けています。しかし、そのコロナ禍でも、子どもたちは神様のお恵みのもとで日々逞しく成長してきました。そのことを心から神様に感謝をしたいと思います。
 日本ではクリスマスが終ると、一斉にクリスマス飾りを取り外して、正月の飾り付けが行われます。しかし、かおり幼稚園では毎年、クリスマス飾りのままに正月を迎えることにしています。保護者の皆さんの中には、正月になってもクリスマス飾りがあるのを見て、異様に感じられた方もおられるかも知れません。しかし、キリスト教では一月六日の「公現日」と呼ばれる日までクリスマス飾りをしておくことが慣習となっています。そこには、クリスマスの喜びの中で新しい年を迎えたいという思いが込められています。
 クリスマスの喜び、それは神様が救い主イエス様を通して私たちに、「あなたはひとりじゃないよ」、「わたしがあなたと共にいるよ」と告げてくださっていることです。それが、クリスマスの喜びのメッセージです。神様が共にいてくださると思うと、元気が出てきます。困難なことにも立ち向かってゆく勇気が沸き起こってきます。どのような時にも、どのような中であっても、神様が私と共にいてくださる、そのクリスマスの喜びの中でこそ、希望をもって新しい年をむかえることができるのです。
 新型コロナの他にも、ロシアによるウクライナ侵攻による世界的な緊張と対立の高まり、物価の上昇によるわたしたちの生活への影響などの不安があります。また、子育てにおいてもいろいろな不安が起こってきます。わたしたちにとって新しい年も不安の種は尽きません。しかし、救い主イエス様により、神様が共にいてくださることを信じることで、それらの不安を希望に変えながら、新しい年を歩んでいきたいと思います。新しい年も、子どもたちと保護者の皆さん、教職員の上に、神様の恵みと祝福が豊かにありますように。