園長のお話し

「かみさまって、人間なの?」

 

 - 井石 彰

ワクチン接種も徐々に広がってきました。もう少しのがまんです。子どもたちが感染を気にすることなく過ごせる日が早く来ますように祈ります。

かおり幼稚園では、毎週の礼拝で聖書のお話をしています。そのとき、神さまと人間とのお話を物語のように語ることを大切にしています。子どもたちもお話を熱心に聞いています。ときには、その子どもたちから「ねぇ、どうして?」と神さまについての質問を受けることがあります。

先日も、「かみさまって、にんげんなの?」と質問してきた子どもがいました。その子どもはお話を聞きながら、神さまはどのような方なのか、そのイメージを描こうとしていたのかも知れません。もちろん、神さまは人間ではありません。では、神さまはどのような姿、形をされているのか。そう考えると、私も答えに困ってしまいました。

聖書によると、神さまはご自分に似せて人間をお造りになったとあります。だから、神さまは人間のような姿をされているのかも知れません。でも、私も神さまを見たことがないのでわかりません。そこで、自分の想像する神さまを話すことにしました。「園長先生が思うにはね、神さまは私たちと同じような姿をされているの。そして、私たちと同じように見たり、聞いたり、しゃべったりされるの。でも、神さまは私たちとは違って、すごい知恵と力をもっていて、その心は私たちを大事に思う気持ちでいっぱいなの。そして、神さまはすべてを見渡すことのできる高いところにおられて、私たちのことを見守っていてくださるの。その神さまが私たちのために神さまの子どもを人間としてこの世に送ってくださったの。それが、イエスさまだよ。だから、イエスさまのお話を聞けば、神さまのことがよくわかるんだよ。」それを聞いて、子どもは「へぇ~」と言ったり、「どうして?」とさらに質問を投げかけてくるかも知れません。でも、私は子どもたちとそのように神さまについてのお話ができることを喜び、大切にしたいと思っています。だから、子どもに神さまのことを聞かれて、答えに困ったときには、「園長先生に聞いてみたら?」と言ってください。